錬心舘 総本部・辻ヶ丘・西谷山 支部長 教士六段 立神 剛(たてがみ たけし)
「空手道は礼に始まり礼に終わる」言われます。
空手の指導を始めた最初の10年間は、試合に勝つことで子どもたちに自信をつけさせようと思い、どうすれば勝てるのか?を考えて敢えて厳しい練習をしていました。
しかしある時期「空手を学ぶ意味」とは、こういう指導方法は適切ではないのではないか?
と思うようになりました。
空手道を習いに来ている子供たちは、皆が皆、勝つことだけ考えて練習に来ているのではありません。
一人一人に、それぞれの目標や目的があります。
子供たちは空手を習いに来ることで、「良き友人」を作り友情を深め、
またライバルと競い合いながら、きつい練習にも一生懸命に励んでいます。
現在、私は子供たちのその思いを感じ、
第一に基本に戻り「礼儀を大切にし、丁寧な指導」をするよう心がけています。
・「はい」と元気に返事ができること
・「ありがとうございます」と感謝の言葉が言えること
・「すみません」と素直に謝ることができることを大切に考えて、これからも子供たちを、優しく、きびしく、楽しく指導していきたいと思います。
~ 立神 剛プロフィール ~
※1959年(昭和34年)4月生まれ、15歳で空手を始める
空手歴50年
※1996年、第29回全日本少林寺流全国空手道選手権大会
1992年、第25回全日本少林寺流全国空手道選手権大会
一般男子型試合 3位
1994年、第27回全日本少林寺流全国空手道選手権大会
一般男子型試合 準優勝
1995年、第28回全日本少林寺流全国空手道選手権大会
一般男子型試合 準優勝
※現在、日置・枕崎市の幼稚園・保育園・こども園にて
幼児体育教室を30年以上指導継続中
※2017年(平成29年)、永年の空手道普及活動の功績により鹿児島市体育協会より、鹿児島市体育功労賞受賞
※2003年、文部大臣認定日本キャンプ協会公認キャンプ・ディレクター2級免許取得